あれから3年 [所感]
しろうまの会で活躍した井口さんが亡くなってちょうど3年。
自分も井口さんが亡くなった時と同じ歳になった。
3年前、ちょうど東日本大震災があった年。
震災の次の日にしろうまの会のスキーの予定だった。勿論、スキーは中止に。
その時の幹事は井口さんだった。
その年の夏山は、西穂の独標に。
井口さんが、透析を始めてから初めて登ったのが独標で、井口さんにとっては思い出の山だった。
井口さんと私は同じ班で一緒に頂上を目指して登ったが、思ったより時間が掛かってしまった。
もう少しで頂上というところまで登ったが、自分は「前に登ったから・・・」そう言って明日の透析のためひとりで下山して行った。
あれから3ケ月足らずで逝ってしまいましたね。
いつも不平も言わず、笑顔で黙々とサポートしてくれた姿、いつまでも忘れません。
2014-11-11 23:44
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
私がボランティアでパソコンを教えていたときに、同じ講師して出会ったのが井口さんでした。
井口さんが休むと私は井口さんのクラスをそのまま受け持ち事も多く、ある日「何故そんなに休むのですか?」と失礼な質問をしました。そうすると井口さんは「だって僕忙しいんだもん」と応えて下さいました。
私にしろうまの会を紹介してくれたのも井口さん・・・
社会人新人の私に手を抜く事、「やりたい事をやれる喜び」を
教えてくれた人生の先輩でした。
こんな形でこんな事を書くとは思いませんでした。
改めましてご冥福をお祈り申し上げるとともに感謝をしております。
by 鈴木裕希永 (2014-11-14 14:15)